歯磨き粉との違い
2020-05-25
歯を白くしようと思ったら、市販の歯磨き粉の中にもそのような効果を謳っている商品が多く販売されています。しかし、市販の歯磨き粉はCMなどで赤ワインやコーヒー、タバコのヤニといった歯の表面についた汚れを落として白くすることを強調されています。
これは、研磨剤と呼ばれる粒子の粗い物質を多く含むことで表面に着色してしまったものを削り取り、白く見せているためです。
研磨剤で磨きすぎると汚れが落ちる時に歯の表面にも傷をつけてしまい、結果的により汚れや色がつきやすくなったり、知覚過敏を起こしやすくなることも考えられます。歯の黄ばみや黒ずみが気になるという人の中には表面についた色や汚れだけでなく、内部まで色が入り込んでいる場合もあります。
こうした人がいくら市販の歯磨き粉で歯を白くしようと磨いても、内部の色まで落とすことはできません。歯の内部まで白くする場合には審美歯科で行われている専用の薬剤を用いたホワイトニングを選ぶことをお勧めします。
審美歯科では通院しながら治療を行うオフィスホワイトニングと、家庭でできるホームホワイトニングという2つの種類のホワイトニングで歯を白くするための治療をしてもらえます。歯の色について悩んでいるという人は試してみてはいかがでしょうか。